時の話題 「外国人実習生」

 ベトナムと宗谷(稚内)との交流を推し進めようとする協会の設立総会が開かれ、同国からの実習生が増えている稚内、枝幸、猿払、礼文の水産会社35社が加盟し設立された。
 外国人研修生といえばもっぱら中国だったが、この数年前からベトナムからの実習生が増え水産加工場では貴重な戦力となっており、宗谷管内として実習生受け入れの態勢を充実させようと発足したのであろう。
 少子高齢化に伴う労働力不足が背影にあり水産加工場では中国人実習生で補ってきたが、中国の経済力が高まり中国人個々の生活が向上する中、日本人同様加工場作業員の仕事を敬遠するようになり、その代わりに日本国内の労働力として台頭してきたのがベトナム人なのだろう。
 今般の総会で講演した武部勤北海道ベトナム交流協会長の話によると、ベトナムからの技能実習生は平成23年には全国で1万3千人余りだったが、昨年6月には7・7倍の10万4800人にも増え、ベトナムに何度も足を運ぶ中で感じたのはベトナム人は日本から学びたいと思っていることだという。
 技能実習生ではないが、稚内にも北星大学留学中のネパール人学生が「さんぱちラーメン」などでアルバイトしており、接客の仕方もしっかりしているのを見るにつけ外国人就業者が労働力として貴重な戦力になっているのを実感する。
 中国人やベトナム人実習生に対する水産会社の待遇も良く、数年働き帰国すると家1軒建てれるほど貯金するというのだからウインウインの関係にあるようである。

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