時の話題 「医者の本分」

 7日の本紙読者コーナーに掲載された「救急外来に行ったが、医師から担当でないので看ることができないと診察を拒否された」との投書に対し、早速その日の午後5時過ぎ読者から「医者としての使命感に欠如している」などとの電話があった。
 電話の主は80代の高齢の男性で広く患者を診察した昔と違い、現在は診察科目が細分化され専門的な医師が増えており、ある意味、致し方ないことかも知れないとしながらも、救急外来の医師と担当医、そして他の病院との連携力不足を指摘していた。
 連携とか医者の使命感とかを前に、筆者は稚内市民(少なくとも)の命を守るのが市立病院の大切な使命であることを訴えたい。
 あなた方医師の給料は何処から誰から支給されているのか。答は税金であり、稚内市民や法人からの納税で支払われていること忘れてはならない。
 投稿のあった女性は救急外来に行くのにタクシーを使っているのだという。タクシー代わりに救急車を使っているわけでない善良な市民を門前払いするとは許せるものでない。
 医者というのは診察し悪い場合には薬を出し手術もし人の命を守ってくれる最後の砦である。だからこそ「先生」と敬意を払って呼称される。
 「インターンのような医者に何ができるんか」と言う口の悪い市民もいるが、裏を返せば開業医含め医師に対する期待は大きいということであり、担当外でもその場に居るベテラン看護師に相談するなどして真摯に対応するべきであろう。仕事に甘えは許されない。

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