ベトナムとの交流推進 宗谷協会設立 今村光壹氏が会長就任

 ベトナムとの交流を推進する「北海道ベトナム交流協会宗谷」設立総会が6日午後、サンホテルで開かれ、設立発起人代表の今村光壹稚内とみおか商店会理事長を会長に選任した。
 宗谷地域で近年、ベトナムからの実習生を受け入れる民間企業が多くなっていることを受け、更なる経済交流などに結びつけるため設立したもので、稚内はじめ枝幸、猿払、礼文の水産会社など企業35社が加盟し設立した。
 ベトナムとの友好協力関係の促進、経済交流を推進するべく①貿易、投資、経済協力②実習生の受け入れなど人材育成、交流、文化、学術等協力③会員相互の交流を図る―を今年度事業計画として決めた。
 今村会長は、自身が経営するスーパーでベトナムからの実習生を受け入れていることに触れ「ベトナムとの交流を活発に行えるような機会が増えれば、宗谷地域全体にとって経済の活性化を図ることができる」と設立に当たっての挨拶をした。
 顧問には武部勤北海道ベトナム交流協会会長、工藤市長、吉田道議、三好道議、中田稚内商工会議所会頭が名を連ね、副会長には安田順一猿払村漁協代表理事組合長、巽昭北王水産社長、永澤二郎丸二永光水産社長(枝幸)、風無稚内機船漁協代表理事組合長、鳥取稚内塗装広告協同組合代表理事を選任した。
 総会後、元衆議院議員で道ベトナム交流協会会長の武部勤氏が「ベトナムの現状とこれからの日本との関係」と題し講演した。
 日本の少子高齢化、労働力不足を背景に、ベトナムからの技能実習生は平成23年1万3542人だったのに対し、昨年6月現在には10万4802人と8倍も増え、政界を引退し今は一般財団法人東亜総研の代表理事・会長として人材育成協力、経済交流などで何度もベトナムを訪れているという武部氏は「ベトナムは日本から学びたいと思っており、交流を発展させていかなければならない」と話していた。

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