時の話題 「港湾・空港の利用」

 遠隔の地にも拘らず観光客が少なからず訪れるのは何故か。利尻、礼文離島の玄関口、北の果て等々あるだろうが、一番は東京(羽田空港)からの直行便とFDAチャーター機が飛んでいるからであろう。交通アクセスが至便なのである。
 この稚内空港と、ロシアと至近距離にある稚内港の利活用を更に推し進めようと、一昨年3月、中田稚内商工会議所会頭の肝いりで設置された「稚内港湾 ・空港利活用懇話会」のワーキンググループ(WG・土門哲也リーダー)が空港・港湾の利活用の提言・要望をまとめ中田会頭に答申した。
 港湾7項目、空港4項目の中で国際船舶修理施設の増強と冬期間の航空機就航率向上の2項目が注目されると商工会議所が指摘していたほかに、港湾では第一・第二副港界隈振興策と水産加工業の振興、稚内空港では空港ビルの一括民営化に伴うターミナルビル移転での利用向上が目を引いた。
 沖底漁船が係留している第一副港は副港市場から様子を見ることができるも〝点〟としての働きしかなく、夏場に数十隻のイカ漁船が係留される第二副港との道線含めた〝線〟への脱皮というのか、拡大、ひいては「賑わいゾーン」設営に期待したい。
 イカ漁船の第二副港~うろこ亭~マリンギフト(丸善) ・北二池田直売店~副港市場~港湾施設上架場までを歩いて見て回り買い物できる観光ゾーンにしてしまえばいい。
 マチの規模が縮小する中、いかに機能・機動的にコンパクトするかが稚内の将来の成否を握っている。

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