時の話題 「大山鳴動するも」

 稚内市の新年度予算案は難産の末、22日成立した。3月議会の14日の採決で反対した公明党の3議員と無所属の千葉議員が賛成に回り可決された。
 新年度予算案否決という稚内市政初めての出来事の要因は、副港市場前の足湯設置とカーリング場建設含む「みどり公園」整備事業の材料費、労務費高騰によって当初予算より約1億円増加したためで、その後、市民への影響や経済活動停滞を懸念した市が足湯予算を削るなどした修正案が議会に認められたということである。
 一昨年の3月議会もカーリング場建設を巡って紛糾し実施設計費計上を見送った修正案で新年度予算案が成立するという事態を招いたが、市はその後、丁寧な説明を心掛け議決まで至ったという経緯があるカーリング場建設は、「みどり公園」としての一帯整備もあることから新年度修正予算案でも引っ込めることはしなかった。
 足湯に関しては市が主導するのでなく副港市場を運営する副港開発(中田伸也社長)が設けるようにし、市も助成するような方向性を持ち取り組んだらいいのでないのか。
 4月しょっぱなの恒例、市の入札会は若干伸びるようで大手は兎も角、中堅・零細会社への影響が懸念されるも一過性の事だろうから慌てることでもあるまい。
 とにも角にも予算が成立したことは目出度い。市は二元代表の片方を占める議会との話し合いを腹蔵なく行い円滑な市政運営に努めなければならない。それが今回の教訓だ。
 大山鳴動し鼠一匹。騒いだ割には無事収まり安堵している。

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