稚内漁協総会開く 取扱い43億8560万円、当期剰余金1億136万円

 稚内漁協の第70回通常総会が14日午後、サンホテルで開かれた。
 出席した組合員ら60人を前に、安藤組合長は、主力のコンブが解禁日から悪天候続きとなり、旗なし操業時期まで採取することができず、当初の見込みに反し大幅減少し160㌧、ナマコ、毛ガニ、サケなどは魚価高となり3974㌧、イカは2482㌧の取り扱いになったとし、昨年、資源保護のため禁漁されたウニ漁は今年も禁漁にし、来年から操業を再開するなどと述べた。市場と販売事業の取り扱い額は平成3年以来の40億円を超える43億8560万円に達したとし「組合を取り巻く環境は厳しい状況が続くものの役職員一丸となり取り組みたい」などと挨拶した。
 昨年度決算は▽信用事業2496万円▽共済事業750万円▽購買事業2289万円▽販売事業3207万円▽市場事業1億5527万円▽利用事業1434万円▽製氷貯氷事業867万円▽漁業自営事業2758万円▽指導事業3284万円▽無線事業9万円の赤字。事業総利益は3億2602万円で、経費を引いた事業利益は1億2431万円。事業外利益663万円を合計し、前年の2・7倍の1億3094万円(昨年4719万円)の大幅黒字となった。
 特別損益339万円を差し引いた税引前当期利益は1億2755万円、当期剰余金は1億136万円。
 水揚げは▽イカ2483㌧、13億7246万円▽サケ614㌧、4億6734万円▽毛ガニ224㌧、6億1682万円▽ナマコ222㌧、9億2868万円など3974㌧、36億7408万円。
 今年の事業計画として①利尻産ウニ40万粒の放流②繁茂状況による、はまなす地区のコンブ早採り③ナマコの主苗生産と増殖・育成④トドやアザラシのハンターによる駆除⑤ヒラメ、ニシン稚魚放流など。

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