「慎重かつ大胆に」 工藤市長が2期目最後の執行方針

 3月定例市議会は28日~3月14日までの日程で開会。28日、工藤市長が新年度の市政執行方針を述べた中で「稚内にはどこの街にもない可能性がある。私にとって時間は有限であり、今年は慎重かつ大胆に市政運営に努めたい」と語った。
 新年度は2期目最後の年となり、これまで固めてきた土台をしっかりと踏みしめながら次の10年に向かって稚内市が大きく羽ばたくスタートの年となるよう一層気を引き締めて市政運営に邁進したいと決意を示した市長は①まちの可能性を実感し、未来を拓く市政②みんなが共感し合う市政③安心を実感できる市政④賑わいを実感できる市政―の4つの基本方針を示した。
 ①は水産・加工業への支援事業、稚内~中川間での送電網整備事業は3年後の完成を目指し今秋から建設工事がスタートするなど稚内産の再生可能エネルギーの導入・拡大、地産地消に積極的に取り組みたい②新年度はカーリング場を中心とするみどり公園整備事業の工事が着手され、カーリング場は2020年5月オープンを予定している。屋内多目的運動場も整備され、将来、世界を舞台に活躍できるような子供たちが育つことを願い、市民の皆さんが気軽にスポーツを楽しむ場となるよう整備していく。
 ③市立病院の研修生は今年新たに4人を確保できる見込みで、昨年の3人と合わせ7人と過去最多となる。勤務医確保に繋がる取り組みなどを進める④市役所庁舎建て替えは、中心市街地の活性化に寄与する大きなプロジェクトとなるよう来年度中に一定の方向を示したい。市政執行70年・開港70年を記念し7月の記念式典を中心に各種記念事業を開催していきたいとした。

「一般行政報告」
 市長は一般行政報告で、約15億4000万円の寄付がある「ふるさと納税」の状況、フジドリームエアライン(FDA)から3月下旬にもチャーター便の運航計画が発表されることなど7点を報告した。

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