時の話題 「五輪選手へ」

 日曜日の「たけしのスポーツ大将」を見たでしょうか。稚内スイミングクラブに所属する東中2年生の大日向海斗君が五輪メダリストの立石諒さんにハンデなしのガチ勝負に臨み惜敗した。50㍍より長ければ逆転できたような発言を海斗君がしていたが、勝負に「たら」「れば」は禁句なものの、その前向きさは評価されよう。この先、順調に成長し五輪選手に―との夢が膨らんだ一こまだった。
 勝負事はスポーツでも何でもポジティブ(積極的)であらねばならないのは論を俟たない。平昌五輪の羽生選手は典型的な人で、昨年11月に右足を負傷しリンクに上がることさえ出来なかった間、4回転ジャンプの映像を繰り返し見てはジャンプを跳ぶイメージを呼び起こし、氷盤での練習が可能になってからは金メダルを取ることだけ意識し本番に臨んだという。
 Wカップ500㍍15連勝中だったスピードスケートの小平選手は勝つことが宿命付けられた絶対王者に拘らず「氷と会話する滑りをしたい」などと求道者然とした発言をすることで勝利が課せられた状況に抗うかのような発言に終始した。
 羽生、小平さんとも金メダルを取り我々国民含め万々歳といったところだが、その栄光に漕ぎ着けるまでの過程の並外れた努力には感服するしかない。
 ケガなどなく順風が吹く時はいいが、競技も人生もそればかりでない。逆風の時に何を考え行動するかで先が違ってくる。挫折を経験した人は強い人が多い。才能だけでなく何があっても怯まない精神力涵養が大事なのだよ海斗君。頑張れ!

コメントを残す