健全財政の継続必要 昨年度 管内市町村普通会計

 宗谷総合振興局は平成28年度管内市町村の普通会計決算状況をまとめた。
 10市町村総体の歳入額は795億7900万円(前年対比7億8900万円増)、歳出総額776億3800万円(同9億7000万円増)。歳入歳出差引額は19億4100万円の黒字となり、翌年度繰り越すべき財源2億3300万円を差し引いた実質収支は17億800万円の黒字で実質収支は全市町村とも黒字だった。
 地方債は789億3200万円(前年度対比1・1%減)と13年連続して減少。建設業の借入の償還完了や各市町村が地方債発行を抑制していることなどで前年度より8億4100万円減少した。稚内市は243億8900万円(同2・7%減)。
 積立金は309億2100万円(同1・9%増)。歳入の不足を基金積立で補っていたこともあり、平成20年度まで減少傾向であったが、21年以降は行政改革や経費節減などで管内全体で増加傾向になっている。稚内市29億8600万円(同6%減)。
 実質公債費比率は、管内平均で11・6%(同0・3%減)。全道平均の7・7%を上回った。
 振興局では「依然として地方交付税や国庫支出金の動向が各自治体の財政状況を大きく左右する状況が続いている。今後も健全な財政運営を継続していく必要がある」としている。

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