市の新年度予算案一般会計237億円 本年度比2.1%増 市制施行・開港70周年事業など

 工藤市長は21日会見を開き、新年度当初予算などの概要について発表。安心や賑わいの実感、未来を拓く市政など掲げてきた4つの基本方針の集大成である予算編成にしたことを強調した。
 新年度予算案の総額は429億4840万円。今年度当初予算から2・9%の12億8930万円減。一般会計は236億8500万円と2・1%の4億9000万円増え、特別会計70億2240万円で11・7%の9億3130万円減、企業会計は122億4100万円で6・5%の8億4800万円減った。
 新年度は重点事業として、市制施行・開港70年の記念事業に6642万2000円を計上。記念式典、映画「北の桜守」資料展示施設整備、クルーズ船歓迎セレモニー、日本最北端わっかない平和マラソン(フルマラソン)大会など実施。新規事業では10年が経過した副港市場の港ギャラリー整備事業実施設計費として874万8000円計上し、港を眺めながら浸かる足湯などを計画している。
 拡充事業はエゾシカアライグマ、キツネの捕獲で外部委託など鳥獣被害防止対策事業1358万8000円、継続事業として今夏、基礎工事が着手されるカーリング場と屋内多目的運動場を一体的に整備する「みどり公園整備事業」1億8896万1000円を盛り込んだ。
 てっぺん応援など基金から12億3216万7000円取り崩す予算措置を取り基金残高は29億1069万円となる。
 予算状況を説明した工藤市長は「我がマチが持っている体力で手立てできるものは財政の健全化に努めながらしっかりと対応すること。マチの発展に向け当初だけでなく補正も含めて、この一年しっかりと取り組んでいき将来に繋げていきたい」と述べた。

「来年度新規事業9件 フルマラソン3120万円など」
 新年度当初予算の中で新規事業は▽地域総合整備資金貸付事業6000万円▽ICT環境整備事業189万3000円▽部活動指導員配置促進事業214万2000円▽プロバスケットボール(レバンガ北海道)交流戦開催事業551万1000円▽映画「北の桜守」資料展示施設整備に係わる経費1775万円▽クルーズ船(ぱしふぃっくびいなす・飛鳥Ⅱ)寄港に要する経費736万円▽港ギャラリー整備事業874万8000円▽日本最北端わっかない平和マラソン大会開催費補助事業3120万4000円▽会津若松市交流事業243万6000円の9件1億3700万円余り。

「カントリークラブ貸付など 本年度3月補正予算案」
 市の本年度3月補正予算案は、一般会計17億6146万4000円追加。特別会計6914万4000円、企業会計8億69万4000円ともに減額され、総体として8億9162万6000円増額された。
 これにより本年度の予算は一般会計279億2653万2000円、特別会計78億8984万2000円、企業会計122億8830万6000円の481億468万円となり前年度から14億7136万2000円の増。
 3月補正では、特別清算した稚内カントリークラブの公有財産購入事業費として4239万円を計上。観光面などで重要な場所であることから、市が土地や建物を取得し、ゴルフ場を受け継いでいるNPO法人に貸し付ける格好になるとしている。
 国の補正予算を活用した稚内南小学校整備事業、道営草地整備事業、みどり公園整備事業、稚内空港整備国直轄事業など15億3940万円、東浦など難聴地区の緊急告知ラジオ等整備事業、昨年11月の台風で被害を受けた稚内港声問護岸災害復旧工事6575万円など。

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