時の話題 「春の明暗」

 きょう19日は二十四節気の一つ「雨水」。雪が雨に変わる頃なのだが、今年の冬将軍さまは睥睨する勢いにあり未だ「大寒」の趣がある。二十四節気は暦の上での事なので実際の季節にそぐわない事があるにしても今冬の乖離たるや半端なものでない。
 市道に続き道道(稚内天塩線、抜海港線)の排雪も行われヒヤヒヤものだった車の運転でのリスクが軽減されたのは結構なことで、道幅が広くなることで開放感も広がり、春への蠢動も感じるようになってきた。
 先週土曜日に荒れたように容易に春にならずとも三寒四温を繰り返しながら春は着実にやって来るだろう。
 春といえば3月1日には高校、中旬にも中学校、続いて小学校と卒業式がある。別れの季節である。
 高校卒業生は進学にせよ就職にせよ激動の人生が始まる。中学校卒業生とて稚内の高校に入るなら未だしも地方の高校に進学する生徒も少なくなく、〝15の春〟は様々な人生模様を描く。
 多感な青春時代というのは明るいだけでなく人によっては暗黒の残酷な時代でもある。明かりを灯すこともできず前に進むのは簡単なことでなく、鬼も蛇も出てくる。君たちが好きなゲームのように行かないことが多いので投げ出さず地べたを這ってでも前進してほしい。
 この先は進路によって生き方が違ってくるだろうし置かれる境遇にも差が出てくる。社会の矛盾とも言えなくもないが良い事より悪い事が多いほどやる気を起こすという強い信念で突き進んでいただきたい。

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