頼られる藪下さん 漁火亭で中国語に堪能しており重宝

 副港市場の海鮮焼き・焼肉「漁火亭」で働く中国語が堪能な稚高定時制1年生の藪下智英さん(19)は、インバウンド対策で急増する中国、台湾などからの観光客をもてなしし、店にとって頼れる存在となっている。
 漁火亭がオープンした2カ月後の昨年7月からスタッフとして働いている藪下さんは、母親が中国人ということもあって中国語に堪能で、店では中国や台湾などの観光客向けのメニュー表作りに関わるなど、中国人らが来店すると決まって接客を担当し店の貴重な戦力となっている。
 学校が始まる前の週5日間、午前10時~午後3時頃まで働く藪下さんは8カ月間働いてきた店を「皆、私を娘のように可愛がってくれてとても働きやすく楽しいです」と笑顔を見せ、回りのスタッフからは「接客もしっかりしていて、とても働き者です」と頼りにされている。
 1度来店した中国人観光客の中には彼女を頼りに次の日も店に食べに来る家族連れも多く、藪下さんは「稚内の観光地や交通機関などについてよく聞かれることが多いです」と話す。
 15日から中国などの旧正月(春節)が始まり、多くの来店が予想される中、「彼女はとても優しく働き者で頼りにしています」と中田宏樹稚内副港サービス社長の信頼も厚い。
 先週末に開催された氷雪の広場でミス流氷にも選ばれた藪下さんは「とても良い経験をさせて頂きました。将来は未だ決めていませんが、中国語を話すことを活かした仕事をしたい」と目を輝かせていた。

コメントを残す