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 稚高普通科の当初出願での定員超えは平成21年以来9年ぶりのことだそうだ。商工高校と一緒になり公立高は稚内市内で1校になってしまっても少子化なのか何か理由は判然としないが、定員を120人(3学級)に減らしても充足できないのは中学卒業者は定員に見合う分いるものの、同校の〝力不足〟ということになるのか。
 何故かといえば稚高の定員割れが続く間の大谷高の伸長は目覚しく、側聞だが学区外含め他の高校への進学も後を絶たない。
 私立の大谷高は公立高に比べ何かと費用がかかるのに入学者は増えており、学業やスポーツに秀でた生徒の管外流出も減らない。
 根本的原因は何か。稚高に入っても学業、スポーツとも次の高みを目指すには物足りないということではないのか。
 大して出来たわけではないが筆者はじめOBの嘆きはこの数年、増幅しているようで「今の稚高は」と愚痴をこぼしてしまう。
 どっちつかずの教育方針も一因しているのでは―と言っても公立高では自ずと無理があり、それに比べ大谷など私立の自由なこと。ここに来てはっきり差が出てきている。
 先生たちの力不足を嘆く親御さんはいるようで、親の心情は自分の子を棚に置いて考える節があり先生たちにとって辛いものがあろう。しかし現実問題として数字(入学者、偏差値など)ではっきり表出していることでもありレベルアップを望むものだ。
 勉強もスポーツも画一的でなく個性を伸ばす指導をするすべきだし、先ずは「程々精神」払拭しなくては。