稚内通信設備事務所にAED設置 住民の安全安心にと中山社長

 富岡3の稚内通信設備がAED(自動体外式除細動器)を設置した。会社周辺にAEDが無かったため導入したという中山亮社長(42)は「住民が安心安全に暮らせるよう積極的に協力していきたい」としている。
 市内の中で世帯数が多く高齢者が年々増えている富岡地区でAEDが設置されているのは大谷高、潮見が丘小、稚内信金富岡支店などで、稚内通信設備がある地域は、近い所でも往復で10分以上はかかる富岡・はまなす地区活動拠点センターに置いてあるだけで会社周辺には無く、地域へ出来る奉仕の一つとして導入を決めた。
 今月20日には会社でAEDを取り扱う専門業者による出前講座を受講。従業員だけでなく地域住民10人も参加し、機器の使い方や心臓マッサージの方法などを学んだ。
 昨年末に同業者の人が心臓発作で倒れて亡くなり、もし近くにAEDがあれば助かったかもしれない―と思い設置を決めたという中山社長は「知人でAEDを使って命が助かった人もおり、人の命が助かると思えば高い買い物ではない」と話し、設置事業者として分かりやすいよう社屋に看板設置やステッカーを貼り周囲に知らせている。
 稚内消防署によると市内にAEDがある施設は約180カ所で、殆んどが公共施設。救急隊員が到着する前にAEDを使用することで救命率は上がっている。

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