時の話題 「ミス流氷復活」

 稚内青年会議所(稚内JC)の氷雪の広場が2月10、11の両日、北防波堤ドーム公園を会場に開かれる。若者が創意工夫したイベントが催されるが、開催中だけとはいえ〝ミス流氷〟復活には拍手を送りたい。
 ミス流氷は、稚内という町が水産一辺倒から観光もと舵を切るなかの平成元年~24年まで稚内をPRする観光大使役として稚内観光協会によって認定され市内外のイベントなどに参加し笑顔を振りまいては稚内のイメージアップに努め、今の稚内観光の土台をつくった立役者として評せられている。
 最初の頃は興味も手伝い応募も結構あったが、年が経つにつれ応募者が期限ぎりぎりまでなく、当時、観光協会長を務めていた故岩間幹生氏らが会社の社長らに頼み込み応募ゼロを回避していたという裏話も伝え聞いたことがある。
 小紙はミス流氷発表でフライングしてしまい記者クラブを一時出入り禁止されるという御負けまで付いた事もあり「ミス流氷」には懐かしさだけでない苦い思い出もある。
 ミス流氷復活といっても若い人たちには特別な感慨はなかろうが40代以上の人には若き日の郷愁にも繋がることになるのではなかろうか。
 稚内という町は比較的に古い建物を壊してしまうなど歴史を大事にしない欠点あるが、今回の稚内JCのミス流氷再びは、稚内再考すなわち歴史の一端を若い世代にも知ってもらう機会になり大いに評価したい。
 できれば完全復活しミス流氷が通年活動できるよう観光関係者の発起を願っている。

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