時の話題 「燃える男逝く」

 プロ野球の読売巨人軍黄金時代のO(王貞治)、N(長嶋茂雄)二枚看板に乾坤一擲の勝負に挑んだ「燃える男」星野仙一氏がすい臓がんにより70歳で亡くなった。同じ時代(星野氏は筆者より7歳年長だが)を生きた同胞の旅立ちに淋しい思いをしている。
 東京六大学の明治大のエースとして鳴らしドラフトで巨人軍に蹴られ中日ドラゴンズに入団した星野氏は巨人軍への意趣返しもあったのか、元々の反骨心か、巨人軍とりわけONと対戦する時は鬼の形相で一球々々に魂を込めた投球をした。
 現役を引退し中日、阪神タイガース、楽天イーグルスの監督を務め、いずれも優勝するなど功績をあげた星野さんだが、そのような成績よりマウンドでグラブを地面に投げ付けたり、ベンチを足蹴りしている姿が目に浮かんでくる熱血漢であった。
 NHKのスポーツキャスターでも歯に衣着せぬコメントは視聴者を唸らせるものがあり、筆者などは熱くなるという一点での共通項もあり敬愛する人物の一人であった。
 ほかにも〝欽どこ〟で活躍した真屋順子さんも75歳という年齢でなくなり、一人々々欠けていく現実に侘しささえ募ってくるものがある。
 昨年2月、母を亡くし間もなく1周忌を迎えるが、親戚の叔父・叔母も70歳を超えてきており健康に長生きするよう願っている。
 その他方、孫たちは元気いっぱいで、こうして人の世が繋がれていくのは重々分かっているが、口惜しい気がしないでもない。
 星野さんらの冥福祈るばかりです。

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