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 港4にある託児施設「おひさまひろば」が今年4月で開設し10周年を迎える。1年中、休むことなく家族とともに子供たちの世話を続けている代表の中村恭子(57)さんは「家族一体となり、稚内の子育てを支えて行きたい」と話していた。
 元来の子供好きだという中村さんは、市(こども課)のファミリーサポートセンターの会員第1号として登録して以来、多い時で5人ほどの子供を預っていたものの、自宅の活動には限界を感じていた。そんな中、夫の志津夫さん(67)、保育士の資格を持つ長男の祥多さん(33)と次男の篤志さん(31)に託児所開設の相談をしたところ「たいへんだろうけどやってみよう」ということになり、平成20年4月の開設から10年ほどの歳月が経った。
 認可外の託児所のため、国からの補助はなく、開設当初は床暖がないなど設備面で子供たちに不便をかけてしまった一方、10年間で積み上げてきた信頼によって預る子供は増え、託児所を増築するなど快適な環境を築くことができたと振り返る恭子さんは「これからも自分の子供を育てるような気持ちで預り、安心して過ごせる施設として浸透させて行きたい」と話していた。