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 300回ほど書いてきた小欄もきょうが今年最後になる。一年の締めくくりなのだから格調高くと思わぬでもないが柄でもない。先ずは読者の皆さんのご愛読に感謝申し上げるものです。
 今年を象徴する漢字に「北」が選ばれたよう北朝鮮の弾道ミサイル発射と核実験に翻弄された一年だった。北の挑発に対し〝オバマの腰抜け外交とは違うぞ〟とばかりにやれ「チビのロケットマン」などと揶揄も度が過ぎるトランプ米国大統領の過激さもあり東アジア情勢は緊張する一方で、Jアラートのけたたましい携帯への鳴動にはミサイルが本当に飛んで来たのかと驚かれた稚内市民もいたことだろう。
 JR北海道の体たらくに呆れてしまい、北電の泊原発再稼働固執は芸がなく三文文士のようであり、原発抜きの経営ビジョンを立て泊停止後2度の料金値上げの1回分位は下げるべきでないのか。
 JR、北電とも寡占によって将来構想が希薄だったためで、高給を取ってきた過去の経営陣の罪は重い。
 小紙のような零細企業は潰れる懸念があるので手を打っていかなければならないが、何せガリバー(道内で)である。危機意識の欠如は伝統として受け継がれてきたのか。
 どうも書き屋を何十年もやっていると他人を批判しがちになってしまう。年の最後ぐらい寛容に明るい未来を―と何処からか叱咤の声が聞こえてくるが、そこは偏屈な本領を発揮し来年も一刀両断に切り捨てて行ければと願っております。
 来る戌年もお付き合いして戴ければ幸甚で御座います。