時の話題 「人手不足③」

 人手不足は燎原の火のごとく国内に広がり道内、そして稚内でも求人するも1件の問い合わせもないという所が続出している。
 小欄で人手不足をテーマにするのは2カ月ほどで3回目。それほど深刻化しており、先日、公けの席で隣り合わせた水産加工の社長さんは「募集しても何の反応もなかった」と嘆いていた。
 本紙も以前、制作部スタッフを募集したものの、前述の社長さんが言ったよう何の反応もなく職安に求人登録するも無駄骨に終わった。その後、編集スタッフ(記者職)を募集しているが矢張り問い合わせすらない。
 水産加工業者、本紙とも人が集まらないというのは将来戦略にも大きく影響することであり、地団駄踏んでいるところである。
 最初のうちの「高をくくる」から今では「諦め」にも近い精神状態で「頼むから応募してください」という哀願調になっている。
 いくら募集しても集まらないのは働き手がいないということにも通じ、そういえど求職が多い職種もあり、ひいては人口減少の一事例か―と思わぬことはない。
 手を拱いているわけにはいかず、対策を検討しているところだが功が奏するかどうか。五里霧中での先の見えない状況に呻吟している。
 新卒など若者の都会志向は否定するものでないが、生き馬の目を抜くような都会は筆者の経験からも安住の地でなく是非、故郷で就職し家族を持ち幾らか楽に人生を過ごしてもらいたい。
 山河破れての経験もいいが、遠回りせず人生全うして欲しい。

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