樺太の歴史を学ぶ 稚内学 斉藤さんが恵北で講話

 市教委主催の稚内学特別講座「赤れんが講話~その6~」は9日夕方、恵北の稚内赤れんが通信所で開かれ、参加した市民40人が樺太の歴史を学んだ。
 8日から実施している稚内ユネスコ協会と稚内市歴史・まち研究会による平和祈念の灯篭点灯に合わせて開かれた講座では、元市教育部長で現在、写真家の斉藤マサヨシさんが「北サハリンに残る日本の面影」と題して昨年8月と今年8月に訪れたサハリン北端の町オハと日本領土だった「亜港」(現アレクサンドロフスク・サハリンスキー)にある日本時代の建物などの様子を話した中、戦後、樺太に残留し旧日本軍の将兵約1万5000人の多くがシベリアに抑留されたとされており、そのうち約2000人がオハで石油掘削などの重労働を課せられたとし「昭和25年に開放され帰還するまでに栄養失調や病気などで64人の将兵が故郷に帰ることが出来なかった」などと話した。受講した市民は悲惨な戦争の歴史を繰り返してはいけないと心に念じていた。

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