時の話題 「平成」考察

 天皇陛下の(生前)退位が再来年2019年4月30日と決まり翌5月1日には皇太子さまが即位する。昭和64年1月7日の昭和天皇崩御をもって改元された「平成」は30年4カ月で終わる。日本にとって北海道にとって稚内にとって平成はどうだったのであろうか。
 年表を繙くと、元年(89年)消費税=3%=導入、3年湾岸戦争4年細川首相の連立政権、7年阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、9年消費税5%、10年長野冬季五輪、13年(2001年)米同時テロ、16年アテネ五輪、20年リーマンショック、23年東日本大震災・福島第一原発事故など、4年に一度の五輪は別にし、地球温暖化による天候異変や大地震、そして世界的に無差別殺人テロ事件などあり、極め付きは今の米国と北朝鮮との一触即発を招きかねない事態であろう。
 いつの世も安寧はなかろうが、天皇陛下にとって平和を念じる「平成」に逆行するかの出来事には心が休まる暇はなかったのでなかろうか。太平洋戦争の激戦地の慰霊に訪れることが陛下に平安をもたらしていたのではと御推察する。
 稚内では平成3年春それまで8期32年間、市長を務め〝浜森天皇〟といわれた浜森辰雄氏が市長候補公募するも見付からず仕様がなく立候補した敦賀一夫氏に敗れるという波乱があった後も、観光、公共事業、水産の基幹産業によりどうにか体面を保つも人口減による少子高齢化の進展に伴い各業界とも生き残るのにやっとという塗炭の苦しみを舐めている。
 平成は苦難の時代だったかも知れない。

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