時の話題 「記憶違い」

 人の記憶というのは曖昧なものであり、筆者にもよくある。先日読者(70代男性)から「以前、期末手当を受け取らず供託した市議会議員がいたが、その供託された手当はどうなったのか」などとの投書をもらった。
 2期8年間、議員を務め、その間、期末手当支給を固辞し、手当が法務局に供託されていたことを指し、その供託された手当が「どうなったのか」ということなのだろう。
 その人は議員を辞めた平成27年の6月13日地元2紙に「市民の皆様へ」と題する大きな(4段通し)広告を載せ「供託金は10年過ぎると時効となり国庫に入ることから寄附という形で市民の皆様へお返しさせて頂くことにしました」と、お知らせしており、寄付金額は市・道民税など差し引き約720万円にもなった。
 寄付した際、前議員は工藤市長に「街灯のLED化にでも使って下さい」と申し添えている。
 筆者は60代なのだが、5年ほど前から人の名前が出てこず対面する相手に失礼することがあり、小欄のよう書き物でも名を忘れることがよくある。記憶を司る〝海馬〟とかいう脳の部分が加齢と共に萎縮してきているのだろう。そんな訳で稚内という狭いエリアながら公器として認められている小紙でもあり慎重に書くよう努めている。
 投書を送ってくる読者は60、70代の人が多く市政全般について苦言といいますか、立派な意見を有している方々が多い。勘違いしているな―と此方が気付けば原文のままに掲載される事がないのでご安心ください。

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