時の話題 「十二月師走」

 月の始めは判を押したように陰暦の異称をタイトルにし書き出す小欄。「師走」という声を聞くたびに心がせかせかして来るのは誰しも同じのようで、年を取った分、身体の動きが鈍くなり、気忙しさだけが募ってくる。
 50㌢もの雪が降るも雨が降り積もった雪は無くなり、そして次の日には銀世界と、師走の慌しさに劣らず天気も目まぐるしい。
 人が動き金が動き責付かれるような一年の締めくくりは、飛び鳥跡を濁さぬように最も大事な1カ月であり、事故や事件はもとより各家庭の皆さんが幸福を感じなくても「一生懸命に頑張りました」という達成感を持つよう過ごして戴きたい。
 きのうも小欄で書きましたが、角界の暴行問題と横綱日馬富士の引退は世間の耳目を集めましたが、特別国会での森友学園への土地売却での官庁の杜撰さには呆れてしまう。税金を何と考えているのか。
 加計学園の獣医大学開学は国の認可が下りたことで峠を越えた感はあるが、森友問題は国有地売却で普段は何かと手続きにうるさい官庁が森友の籠池前理事長と結託し申し合わせするようにゴミ埋没で評価額から8億円値引きする交渉の音声記録が明らかになるなど迷走ぶりは酷いものがある。
 安倍総理夫人が名誉校長として登場する森友事件は、この土地の破格な売却問題含め薮の中に入ったきり出口が見付からないという状況にある。
 夫人の国会での証人喚問は別にして総理や閣僚はもっと真摯に答弁するべきだ。でなければしっぺ返しあるやも知れませんよ。

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