一正は風車建設断念 声問住民の猛反発遭い

 声問の住宅地に小型風車建設を計画している一正(本社岡山県)の住民説明会が25日、町内会館で開かれた結果、住民の猛反対を受け建設計画を白紙に戻した。
 住民50人が参加した中、一正の石井正樹社長は声問5に稚内営業所を構え、声問2の住宅地にアイルランド製の小型風車1基建設を11月下旬から着工したいとの旨を説明し「住宅の隣りで風車が回るマチづくりを目指したい」などと話した。
 これに対し住民は、風車と住宅の距離が25㍍しか離れていないことや騒音、低周波など人体への影響を懸念し猛反発。笹川笹一町内会長は断固とした建設反対の意思を込め石井社長に決議書を手渡した=写真=。
 説明会後、石井社長は「住民の理解を得られない以上は建設できない」と声問地区での計画を断念した。
 同社では声問以外に西浜、富士見地区にも土地を所有しており、小型風車25基の建設を計画している。

「BJS建設計画にも厳しい意見」
 はまなす地区に続き声問岬に小型風車の建設を計画しているブラックジャックシステム(BJS)と声問住民の懇親会が26日、町内会館であり住民と古我友一稚内営業所長が意見を交換した。
 時期は未定だが声問岬に小型風車1基の建設を計画しているBJSの説明会を前にして開いたもので住民40人が参加した。
 古我所長が「声問岬に先ずは小型風車1基を建て、今後は声問地区を風車が立ち並ぶウインドパークのようにして行きたい」と今後のビジョンを話した。
 住民からは、岬は銀杏草を採る漁師が駐車したり、コンブの出漁を知らせる旗を揚げるため人が出入りし危険、過去に天然ガスや油が出た場所であり、建設工事による影響が出るのでないか―といった建設反対意見が多数を占めた。
 これに対し古我所長は「住民に理解してもらえるよう意見を交わして行きたい」と話していた。

コメントを残す