市も「論外」と非難 「一正」の声問地区での風車建設

 声問地区の住宅地に小型風車を建設する予定の一正(本社岡山県)の住民説明会は悪天候で延期になったものの、集まった住民同士の意見交換と市(環境エネルギー課)の説明があった。
 岡山に本社を置く一正は、声問2、5丁目の2カ所に土地を購入したが、いずれも住宅地の真ん中で、アイルランド製の支柱と羽根を合わせ高さ26・5㍍、出力19・3㌗の小型風車をそれぞれ1基ずつ建設する計画にある。
 住民ら43人を前に、佐伯市環境エネルギー課長が、一正が設置する予定の小型風車の概要を説明。必要な手続きのほとんどが済んでいるものの、住宅から数十㍍しか離れていないことから「このような場所に建てるのは論外。条例を早急に施行し厳正に対処して行きたい」と話していた。
 企業側が提出した資料によると、住宅の真横や声問5に至っては近くに老人福祉施設や学校もあり、住民は猛反発。漁業への影響や騒音、振動の被害が懸念されることから、町内会として一致団結し反対することを明確にするべき―などとの意見が相次いだ。
 佐伯課長によると、風車稼働後でも市の条例が施行されると停止など強制力が働くとし「非常識な場所に立てる前に考え直してほしい」としている。
 一正による住民説明会は25日午後2時から声問町内会館で予定されている。

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