時の話題 「書き屋の仕事」

 先日、ある人から「毎日書くのも大変なことですね」と労いの言葉を戴いた。「時の話題」と「天北堆」のことなのだろう。以前から言われることがあり「餅屋は餅屋ですから」と答えてきたが、最近は聞き流すようにし他の世間話をするようにしている。
 現場(取材先)から大方離れてしまい一般記事は滅多に書くことがなく書き手として続けているのは両欄だけである。歴代社長が執筆しており創業者の前田彰翁は亡くなる寸前まで「天北堆」の筆を折ることはなかった。
 辛口の前田翁の天北堆は浜森辰雄市長全盛の頃にも皮肉たっぷりだったり、直截な表現で市政を批判していたものだが、それから比べると足元にも及ばない。
 明治生まれで苦労をし気骨のあった前田翁の比較の対象とならず薫陶を受けているとはいえ、当時と今の市役所など官庁の有り様も変わっており一本どころか数本筋が足りないかも知れない。
 ところが今の若い記者を見ていると筆者に輪をかけ鋭さがなく、最近の事でいえば市立病院南寄りの道路(道道)工事で朝の通勤時間に片側交通止めにし交通に支障を来たしているのに記事にしようとしない。工事するのを悪いというのでなく工事の内容を市民に知らせ、そのような工事だから急がなくてはならない(本当のところは判らないが)と広報する役目もあるだろうに。その意味では発注した道(稚内建設管理部)も周知を怠ったといえよう。
 社会の事象に適格に反応し記事にするのが記者としての仕事であるのは論を俟たない。

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