稚内市児童問題連絡会で佐藤元旭川児相稚内分室長が講話し地域連携の大切さ説く

 稚内市児童問題連絡会主催の講演会が15日夜、文化センターで開かれ、参加した80人の教育関係者は児童虐待防止について考えた。
 神奈川県座間市で発生した事件に触れた会長の表教育長は「若者の行動を理解しない限り児童問題に踏み込めない。常に学んでいくことが大切」などと挨拶したあと、旭川児童相談所の元稚内分室長で現在、千歳市こども家庭課でこども支援コーディネーターを務める佐藤薫さんが「児童虐待における児童相談所と地域の役割・連携について」と題し講話した。
 千歳市で今年4月から取り組むこども支援コーディネーターなどの子育て支援、自身が20年以上に亘って務めてきた児童相談所で出会った保護児童らの事例などを紹介したなか、過去の経験があるからこそ二度と同じ出来事を起こさないよう「助ける子供がいれば助けたい」と語り、児相と市役所は役割の違いがあっても同等の立場とし、「子供たちのために皆んなで考えれば解決策は見つかる。私たち大人はそのことを忘れてはいけない」などと地域での連携の大切さを呼びかけていた。

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