管内のエゾシカ年間被害3000万円 宗谷地域野生鳥獣対策協議会開く

 宗谷地域野生鳥獣対策協議会が14日午後、宗谷合同庁舎で開かれ出席した関係者40人余りは、鳥獣による今後の被害対策について協議した。
 野生鳥獣による林野業被害は平成23年以降減少傾向にあるが、昨年度は道内で47億円、宗谷では4700万円の被害が発生していることなど説明した石澤振興局くらし・子育て担当部長は「皆さんからの意見をお伺いしたい」などと挨拶したあと、管内でのエゾシカヒグマ、アライグマの被害状況や対策などが報告された。
 管内でのエゾシカによる農林業被害は、平成24年度の6900万円をピークに減少しているものの、年間約3000万円の被害があり、交通事故も増加傾向にあり今年9月末で93件(全て物損)発生している。
 対策についてはエゾシカの指定管理捕獲モデル事業などが報告され、稚内市側から10月31日~11月2日まで実施の住宅街での麻酔薬を使用した吹き矢による捕獲で3頭捕獲したと報告された中、今後については道具などの改良点はあるものの、銃器の使用できない住宅街での捕獲手段の一つとして有効なものと判断しているので、来年度も取り入れる方向で考えたいなどと述べていた。

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