時の話題 「家族愛」

 先週土曜日(11日)にあった第29回MOA美術館稚内児童作品展の表彰式に出席し、稚内プレス社賞の東小5年坂口拓渡君と中央小5年森楓花さんほか数人に賞状と記念品を贈った。
 仕事の都合で開会間際に会場の市立図書館に着くと子供たちと親御さんらで満席状態で、昨年は幾らか空席があったと記憶しているので事務局の皆さんの奔走に思いが至った。
 子供たちの目は輝いており賞状を手にすると表情は更に明るくなる。新聞制作の真っ只中にも拘らず筆者が出席するのは、この子供たちのキラキラした目を見るためだったようである。
 私事で誠に恐縮するが我が家では北見にいる長男に長女が生まれ孫はこれで4人目となった。息子2人に決して愛情を注いだとは言えない身であっても孫というのは格別な存在であり、そういうことでは好々爺になっている己を見詰める時、気恥ずかしさを感じないでもない。
 ただ家族の有り様というのは一様でなく人生を振り返ると幸せよりも不幸せの時の方が多いようだ。一見、幸せそうに見える家族でも中味は様々であり、どう見ても不幸せそうな家族でも団結が取れ慈しみに溢れていることもあり、そう単純に論じれるものでない。
 子供たちの希望に満ちたキラキラ輝く目のために両親や周りの人たちは精励しなければならないのに、その希望に影を落とすこともあるだろう。
 何のことはない、人間の愚かさはこうして繰り返される。テロも弾圧も戦争も。家族愛のように行くとしゃんしゃんなのだがね。

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