時の話題 「資金需要期迎え」

 経営者にとって今12月のボーナスなどお金が必要な時期を迎えることから頭が痛いことだろう。預金など手持ち資金が多ければ悩みなどないが、ボーナスばかりでなく何かと支払いもあり毎日、預金残高を見ては溜め息をつく。
 これといった倒産もなく稚内の経済情勢は落ち着いているようだが、人口減少による消費の減退は真綿で首を絞められるように少しずつ進行しており、企業体力を奪っている。
 先日、新聞に折り込まれたチラシの中に北地区に開店した小型ホームセンターのものがあり、食料品関連の売出しが多くあったのには驚いてしまった。ドラッグストアで食料品を販売しているのは承知しているが、小型ホームセンターも同じような店舗なのだということを初めて知った。
 因みに筆者は東地区に住んでいるので宝来方面までは買い物に出掛けない。
 話を戻し、これだけ食料品を販売しているのなら中央地区の食品スーパーとの競合は避けられず、互いに鎬を削っている様子が手に取るよう分かった次第であった。
 人間が生きる上で食べ物は欠かせるものでなく激しい商戦は言ってみれば自然なことなのだろうが、人口減によってパイ(収益)が縮小しているのだろうから食料小売ばかりでなく、どの業界にも影響は出ており、後継者難は益々顕在化することだろう。
 稚内より人口が少ない名寄や士別、紋別、留萌などでも程々経済活動は保たれているので「焦る事でもない」というのは余りの楽観論である。時宜を失さない手立て急がれる。

コメントを残す