ロシア交易を探る HSL主催 経済交流セミナー開催

 北海道サハリン航路(HSL)主催の極東・サハリン経済交流セミナーは29日午後、宗谷経済センターで開かれ、ロシアとの貿易振興について考えた。
 参会した物流など関係者70人余りを前に、HSLが7月、サハリンで実施したビジネスマッチングツアーに同行した道銀地域総合研究所地域戦略研究部の加賀屋佳史事業部長が「ロシアビジネスマッチングツアーの報告及び地域商社の設立に向けて」と題して講話。道内の中小企業が単独でロシアと取引することは難しい部分が多いと指摘し「ロシア側との営業拠点となるサポートデスクの設置、日本にもそれをつなぐ地域商社を作り貿易に関する情報を集めることが必要」などと提言した。
 「定期貨物チャーター便の実現に向けて」と題し講話したロシアの旅行販売代理店ノマドの伊藤稔常務取締役は、稚内の可能性について触れ「貨物船で小樽からコルサコフ港に24時間かかるのに対し稚内は8時間で着く。稚内が食品や生鮮品の輸出に力を入れると小樽を完全に凌駕し、北海道の経済をけん引するポテンシャルがある」と強調していた。

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