時の話題 「胸突き八丁の政権」

 絶命寸前の安倍政権の新しい顔触れが決まった。森友、加計と集中砲火を浴びる中、大敗した東京都議選での首相自らの「こんな人たち負けてられない」発言が止めを刺し支持率が30%台に急落した末での窮余の改造は安倍さんにとって浮上のきっかけになるのか。
 思うにおそらく答えは「ノン」であろう。
 戦後混乱期の舵取りを託された吉田茂氏、沖縄返還を成し遂げた佐藤栄作氏(昭和39年~47年)、国鉄などの民営化を実現した中曽根康弘氏(昭和57年~62年)、郵政民営化と北朝鮮拉致被害者帰国などの小泉純一郎氏(平成13年~18年)と長期政権の城主は夫々稀代の人であり、そういう観点からすれば安倍さんはちょっとした野次に反応するように誠に正直な人で、権謀術数の様々な顔を持たなければならない一国の総理としてはその器に足らない。
 今回の組閣の先は暗雲に垂れ込めており今後は〝安倍一強〟ではなく、下手したら戦国時代の群雄割拠になるやも知れない。
 経済上向きが一丁目一番地である筈なのに大企業は別にし一般国民に好況感は乏しく、地方に行けば行くほど不況感が増幅しているといえよう。
 稚内とて勿論例外でなくリタイアし程々余裕ある人の稚内離れは顕在しており、若い人や生活が儘ならない人達の職を求めた都会志向の沈静化も程遠いものがある。
 工藤市長は一つのカンフル剤に傾倒しているが、その判断には大方の市民に拒否反応が強い。ただ図書館の例があるよう一方的な否定は戒めた方がよいかも知れない。

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