Pocket

 利礼沖のイカ釣り漁が好漁だ。7月10日に今年の第一船が稚内港に入った管外イカ釣り漁船は道南などの日本海での不漁を尻目に25日には49隻集結し1万箱(5㌕発泡)を稚内漁協市場に上場した。
 食卓としては水揚げが上向くということは安くなり有難いことだと短絡するも魚の価格というのは全国的な漁模様、とりわけ函館港基地漁船の水揚げに左右されることから幾ら稚内で豊漁でも高値安定している。それでも若干下落傾向にある。
 今月8日解禁された前浜のコンブ漁は20日の旗なし自由採取まで漁はできなかった。それ以降も26、27日と好天に恵まれ、それなりの漁はできたが全体数量は少なく、例年であれば8月20日過ぎに行う道漁連札元の入札会の延期も囁かれているようだ。
 夏ナマコ漁はまずまずの水揚げのようで何よりも1㌕単価が3000円を超えており盆前までの漁に漁民も踏ん張っている。
 宗谷の方もホタテ、コンブそしてタコもまずまずといった状況で沖合底曳き網漁はホッケ、スケソは相変わらず低調だが、6月から解禁されたオオナゴ漁は猿払沖合を漁場とするオッター船による好漁が続いており、業界としては一息ついているか。
 夏漁が終わる8月終盤からは秋サケ定置網漁が始まる。海水温の高い状態が続き岸寄りの漁獲が懸念されるが9月中旬には銀鱗躍るアキアジにお目にかかれるものと信じて漁仕度に余念がないよう。
 あとは異常な大シケによる網など被害なきよう祈っており基幹産業ここにありという底力見たいものだ。