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 じけい小児科・内科医院が今月25日で閉院した。2週間前ほどに牧野先生の体調が悪く休院していたのは側聞していたが、いきなりの閉院には驚いているところで先生には43年間ご苦労さまでしたと感謝申し上げる。
 父君の直孝氏が山下通りで内科を開院していたこともあり、正直先生は小児科医院として開院し、市立病院と共に稚内の小児科医療を支えてきた。
 個人的には先生に診察のお世話になることはなかったが、小社としては何かと贔屓戴きボソボソ話す先生の様子には何とも言えぬ人柄が感じられたものの数年前、あることで苦言を呈しており思い出深い出来事として記憶している。
 先生は診察が忙しく社交的とは言えなかったと思うが、妻のみどりさんは奉仕など多方面で社会的活動をしており、端から見ていて釣り合いが取れた御夫婦との印象を強く持っている。
 正直先生が開業し43年、父君直孝先生も40年は稚内市民の健康増進と医療充実に貢献して戴いており、正直先生には体調を回復させ健やかな人生をと願っているところです。
 稚内の医療スタッフの世代交代は進んでおり、中核病院の市立病院を補完する診療所〝まち医者〟は欠かせない存在で、市民の中には牧野先生らまち医者に命を助けられた人もいるであろう。今年死去した筆者の母親は30数年前、大黒2で整形外科、肛門科など開院していた藤野和夫先生に大腸ガンの恐れあるとして助けられたことがあった。
 患者個々をよく知るまち医者の存在は大きいものがある。