サハリン州コルサコフ市で開かれた稚内・コルサコフ定期航路利用促進合同会議などに出席し帰市した工藤市長ら一行は14日午後、会見を開き、定期航路について市長は「今の船では人しか運べず物を運ぶという役割にはベストではないことを共通認識した」などと貨客船就航の必要性について強調した。
 訪問団は工藤市長、中井市議会議長、藤田日ロ経済交流協会長ら15人。コルサコフ市での合同会議では、航路の利用促進やコルサコフ港の新たな旅客フェリーターミナルほか、水産加工冷凍冷蔵施設等の建設計画などで意見交換したことなど報告。この中で昨年から就航している双胴船「ペンギン33」に初めて乗船した市長は「昨年の就航時と比べ船内は整備されているようだが、旅行者にとって快適性は十分ではない」と話し、中井議長は「貨客船は絶対に必要だとの認識で一致している。今後も協議をしなければならない」、藤田会長は「前向きに検討していこうという結論になった。船舶探しが一番になるのでは」などと述べていた。
 ネベリスク市での友好都市経済交流促進会議については、観光やナマコ、ホタテなどの養殖技術支援などについて意見交換してきたことを明らかにした。