東京都議選の惨敗により読み筋とはいえど支持率が36%まで下がった。政権与党の機関紙と一部で揶揄される読売新聞が調査した安倍内閣支持率である。
 5月の60%強から30%近くも下落した結果のためかは知らねど8月3日には内閣改造を断行し、稲田防衛相、金田法務相は首になるそうである。その他方、菅官房長官、麻生財務相(副首相)は留任し次の首相候補の一人と目される岸田外務相は閣外に去り自民党政調会長就任が取り沙汰されている。
 内閣改造により求心力が相当薄れてきている安倍さんの来年秋の自民党総裁続投はあるのか?それを諾とする読み筋はない。リーチ一発ツモどころか追っかけリーチ一発振り込みの可能性が極めて高くなったといえよう。
 資質は疑われるも自民党の都議選敗退は稲田さんの「自衛隊発言」などではなく小池都知事の戦術が功を奏したためである。この女性、機を見るに敏で日本新党、新生党、小泉政権時代の刺客候補等々政治の荒波を乗り越え感覚を磨いてきた。
 都民ファーストから〝国民ファースト〟を目論んでいるようで、当人語らずも周囲の国会議員の言動をみる限り察するのは難しいことでない。都議選圧勝の原動力は都民ファーストに味方した公明党の力が大きく、都議選大勝利によって公明党の株は上がる一方だ。
 稚内市内にも衆院選を意識し自民党候補らの看板が目立つようになった。来年12月までの任期といえ来年後半は天皇陛下の退位が迫っており選挙は今年後半~来年春までには行われる雲行きになったといえよう。