稚内労基署は、同署管内(宗谷管内10市町村、天塩町、遠別町)6月の労働災害発生状況をまとめた。今年初めて脚立から墜落し死亡するという事故があったことから同署はローリングタワー(移動式足場)など使用することを求めている。
 6月は製造業5件(食料品製造2、木材木製品1、金属・機械1その他1)、建設業2件、商業1件、道路貨物運送業1件、その他事業3件の12件発生。10件超は4月から3カ月連続。死亡事故はその他の事業(社会福祉施設)であった。
 死亡事故は、脚立(高さ47㌢)の2段目に上がり洗濯物を干していたところバランス崩し墜落し臀部を強打した影響で外傷性内臓症患となり亡くなった。ほかは▽食品加工用機械の網の目詰まりを器具を使わず指で除去したため左手親指を骨折(食料品製造業)▽機械の部品交換作業中、固着したピンをハンマーで叩こうとしたところ誤って左手第2指を叩き骨折(その他の製造業)▽トラックの積み荷にシートを掛ける作業中、足が滑り後ろ向きの状態で2㍍下の地面に墜落し頭を強打脳挫傷及び急性硬膜下血腫になる(道路貨物運送業)▽カートに乗り移動していたところ花壇の外壁に衝突したはずみでステアリングハンドルに胸を強打し肋骨を骨折(その他の事業)▽職場に出勤した際、玄関掲示物の透明プラスチック板を踏み転倒し右ヒザを骨折(その他の事業)など。
 6月末累計は49件(昨年同期41)。死亡事故1件(同1)。
 産業別発生数。
 ▽製造業 16件(同9)▽建設業 7件(同7)▽道路貨物運送業 5件(同3)▽その他の運輸 1件(同1)▽林業 1件(同3)▽漁業 4件(同1)▽商業 2件(同3)▽その他の事業 13件(同10)。