鹿児島県枕崎市と稚内市の友好都市締結5周年記念高校生交流事業の鹿児島水産高校と稚高生のコンカツグルメの無料振る舞いイベントは1日、副港市場内の漁火亭で行われ、多くの市民や観光客で賑わった。
 両校は、昨年8月に北防波堤ドーム公園で開催された食マルシェの商品開発を通じて交流が始まり、今回の催しでは、水産高校の食品工学科の生徒が開発したコンカツラーメン(500食)とカツオのたたき(300食)のほか、実習船の乗組員がよく食べているというメカジキの煮物(100食)が提供された。稚内産のコンブなどの魚介出汁に鶏ガラ、豚骨のスープにカツオ節が乗った醤油味のコンカツラーメンを試食した市民は、あっさりしたスープに舌鼓を打っていた。
 食品工学科の生徒たちによるカツオの解体ショーも披露され、さばきながらカツオの特徴も解説していた。
 水産高校食品工学科の山下寛教諭は「稚内市民の口に合うか心配だったが、試食した皆さんが完食していたので良かったです。今回の交流を通じて両校の生徒同士で連絡先などを交換して今後も草の根で交流が広がっていくことを期待したい」と話し、稚高商業クラブの三上竜平部長は「交流が出来て良かったです。今後はイベントだけではなく高校を卒業しても普段から交流出来る関係を築いていければ」などと話していた。
 1日夕方には稚内北星大学で両校の生徒6人による意見交換会を開き、2日は稚高生が案内役となって食品工学科の生徒7人を市内観光し親睦を深めたあと、3日の東京便で帰途につく。