鹿児島県枕崎市と稚内市の友好都市締結5周年記念事業の高校生交流事業として鹿児島水産高校の実習船「薩摩青雲丸」(645㌧全長64・25㍍)が29日午後、稚内に入港。30日~7月2日までの期間中、実習船の一般公開など催しをし稚高生と友好の絆を深める。
 海洋技術科の1、2年生26人ほか乗組員や指導教官ら全部で49人が乗船し実習船は29日午後に北洋埠頭に到着した。30日午前9時からの入港セレモニーでは、稚高吹奏楽部の演奏に続き、元紺谷稚高校長が「交流を深めて実りのある実習や研修を通し稚内を思う存分満喫してほしい」などと歓迎の挨拶に続き、安西純一薩摩青雲丸船長が「本校は108年の歴史があり開校し10年後から実習船を運航しているが、最北の地に来たのは初めてで、これを機会に今後も入港させて頂きたい」と挨拶したあと、稚高生から入港記念プレートと花束が贈られた。
 30日と7月1日の午前10時~午後4時まで実習船は一般市民に公開される。
 29日の東京便で前乗りした食品工学科の生徒5人と稚高商業クラブの三上竜平部長(3年)は30日、青山副市長の許を表敬訪問した=写真=。
 両校で取り組む商品開発の交流事業活動に対し青山副市長が「短い期間ですが、交流を深めて楽しい思い出を沢山作って下さい」などと話すと、鹿児島水産高校の上野一也教諭は「昨年実施の商品開発を含め生徒同士の繋がりも深めていきたい」などと述べ、青山副市長から記念のキーホルダーが贈られた。
 1日午前10時から副港市場漁火亭でメカジキの煮物とコンカツラーメン(400食限定)、解体されたカツオのたたき(300食限定)が市民に振る舞われる。
 ラーメン担当の黒江晃生君は「スープや具材など全てオリジナルなので市民に味わってほしい」、カツオの解体を担当する板木涼君は「一生懸命さばいたカツオのたたきを食べに来て下さい」とPRしている。