15年前の中央地区大火を教訓にした6・29消防署・消防団合同訓練が29日、北防波堤ドームで行われ、消防関係者が火災時での救助や消火作業での連携を確認した。
 署員や分団員80人余りと車両12台が参加し午後1時から始まった訓練では、昨年4月から郡部消防団地域で導入している救急車が到着するまでの間、消防団員が救命処置をするファーストレスポンダー(FR)事案対応訓練をし、中央大火時のように建物密集地域の火災を想定し、火災現場に見立てたドームめがけ一斉に放水した。
 訓練を終え、枡田消防長は「火災件数は予防技術の進歩により減少していますが、15年前の教訓を活かし、あらゆる状況にも対応できるよう備えておかなければならない。日々の訓練を通じて連携を深め、地域住民からの信頼に応え、安心安全確保のため尽力してほしい」と訓示した。