稚内開建が大型クルーズ船寄港に対応し着工している末広埠頭水深12㍍岸壁改良工事で、27日から客船を安全に係留させるためのケーソンの据付け設置工事が施工されている。
 今の延長240㍍の岸壁では飛鳥Ⅱ(5万㌧)などの大型クルーズ船が寄港した際、船がはみ出るなど岸壁の長さが短いことから岸壁の先から100㍍以内の沖側海上に船の係留ロープを繋ぐビット付きの2基のケーソンを設置するもので、27日午前中は天北2号埠頭で製作した高さ9・7㍍、8・1㍍四方のケーソン2基が船で曳航され、岸壁から30㍍先と100㍍先の海底に据付ける作業が夕方まで行われている。
 28、29日にはケーソン内に200㌧分の砂など入れ、コンクリートの蓋で覆う作業を実施する。
 開建によると、岸壁改良工事は老朽化した岸壁の舗装、岸壁の側面に設置されている防舷材を大型クルーズ船に対応したものへの交換工事なども進めており、これらの整備により飛鳥Ⅱの2倍となる11万㌧級の客船「ダイヤモンド・プリンセス」クラスの寄港も可能になる。
 来年度の供用開始予定している。