今後の国政選挙の帰趨を占うとされる東京都議選が告示され来月2日の投票まで残すところ6日間となった。これから全国紙の投票予想が報道されるが、恐らくは小池知事率いる都民ファーストの会と公明党の、今後の都政与党を担う2会・党の圧勝であろう。
 となると次の衆院選はどうなるのか。与党自民党にとって一番厄介な加計学園問題もあって夏から秋にかけて政局はかなり流動的になり、一先ず報道されている8月上旬の安倍内閣の改造は行われるだろうが、それ以降は霧中というより暗中の中での権力の探り合いとなり、安倍総理の退陣だって全くの絵空事といえないかも知れない状況になってきた。
 小池さんが都議選圧勝の勢いで国政選挙に打って出るのは明々白々なことであり、日本新党、民主党のように政権交代だって在り得る雲行きになったといえよう。
 安倍さんの政権運営が言葉では謙虚に真摯に―とするが実態はそれだけ強行過ぎるところが目立つようになり、内閣の要である菅官房長官の姿勢には目に余るものがある。怪文書発言然り他でも事実を糊塗した、その場凌ぎの言動が目立つ。痛い所を突かれているので余裕がないのか。今は育ちの悪さが出ているという指摘もある。
 苦労人の菅さんと坊っちゃんの安倍さんは絶妙なコンビで勢いに乗っている時はいいが綻びが出てくると〝坊っちゃん〟〝苦労人〟の欠点だけが目についてくる。
 したたかな小池さんは自民党を袖にするのでなくファーストの会との連立を考えているのかも知れない。