わっかない映画祭上映の合間の17日夜、T・ジョイ稚内で東映の村松秀信取締役企画調整部長と木次谷良助東京撮影所所長、特別ゲストとして映画「北の桜守」でメガホンを取る滝田洋二郎監督によるトークセッション(鼎談)があった。
 その日の撮影を終え急きょ足を運んだ滝田監督は、今月上旬から行っている稚内のロケについて触れ「風と寒い日もあったが撮影は順調に来ており、主演の吉永小百合さんと息子役の堺雅人さんが稚内の海に入るシーンなども撮り、牧場での樺太のシーンの撮影では地元の方200人がエキストラとして参加して頂き良いシーンが撮れました」と撮影の様子など明かし、稚内のロケ地としての印象などは「朝の霧など自然豊かで美しい。地元の食べ物が美味しくて仕事の英気になっている」と語り、残り1週間を切った稚内のロケを「最高のシーンを撮り上げて東京に帰る」と気合いを入れた。
 村松部長は北の3部作の制作経緯や自身が関わってきた作品など映画の魅力を語り、木次谷所長は東京撮影所での北の桜守のロケセットを紹介し「1970年代の札幌の狸小路を再現。映画で見るのを楽しみにしてほしい」と話した。
 17日朝~18日夜まであったオールナイト映画祭は上映10本とも人気を博し、話題作「沈黙(サイレンス)」の18日早朝の1回目の上映は朝早いのにも拘らず多くの映画ファンが訪れ、続いて上映された「続・深夜食堂」は満席(86席)に近い人気だった。