稚内地域で新たな風力発電事業を模索する㈱ブラックジャックシステム(本社・東京都中央区銀座)の佐々木克久代表取締役社長(59)=写真=は13日、大黒3の稚内営業所で本紙の取材に応え「稚内は風力発電の日本でも有数の適地であり、弊社が進出することで雇用などにも貢献して行きたい」と稚内進出に当たっての抱負を語った。
 秋田県南部の「かまくら」で知られる横手市出身の佐々木社長は東京工業大学卒業後、日立製作所に入社。半導体事業部に所属し海外勤務など経てルネサステクノロジ、SEMIジャパンでキャリアを重ね平成25年にETソーラージャパン代表に就任。ブラックジャック社は6月1日に立ち上げた。
 同社が手掛ける風力発電事業は20㌗級の小型の部類に入る風車で6㍍四方の基礎台の上に30㍍ほどの高さがある施設を建設し北電などに売電する。
 風車建設用地の買取りも進んでおり、今回来市したのは稚内市との連携調整もあるが、土地の買取りが決まった地主との契約のためでもあった。
 同社として風力発電事業の第一歩を踏み出したわけで「小さな一歩だが、稚内の皆さんと共に末永くお付きあいし地域振興に幾らかでも寄与できるようしたい」と佐々木社長。
 モットーは自然体。飾らず人に接し身の丈ながらも夢を見ながら仕事をして行きたいと語る佐々木社長の目は輝いていた。