最近、キレるのは若者だけでなく30、40代熟年夫婦の妻の方に傾向が強いようで、日曜夜、NHKスペシャルを見ると夫が妻の言うことに関心を示さず共感しないためであるとし、右脳と左脳の働きも関係しているようなことを紹介していた。
 右脳は感情面を、左脳が論理的思考を支配する中、女性の方が左脳を働かせる事が多く過去のことを覚えているのも論理的に思考しているためであり、男性は感情という瞬間の心持に左右されているので、例えば夫婦間や家庭など過去の問題をはっきり記憶していないようなことを強調していた。
 太古から男が狩猟(仕事)に行き危険という論理的思考が優先すると獲物を捕らえるのに不利に働くため、その刹那の感情(危険を振り払う)によって動くため―などと識者が述べていたように理解したが、宜なるかなとの思いをしながらTVを見ていた。
 筆者の妻も一緒に見ており曖昧な夫の過去の記憶には同感していた。左右の脳の働きは別にし、これまでの夫婦間含め家庭を顧みなかった自分の引け目を突きつけられたようで、TVを見た後には取り繕うよう妻の言葉に頷いていた。
 互いに共感するには手を取り目を合わせるスキンシップのような行動も大事だと番組では紹介しており、正直結婚し30数年経ち今更ながら出来る事ではなく戸惑っている。
 子育てが終わり孫の成長を楽しみにしている60代夫婦の典型となってしまった感はあるが、妻には怨み辛みが相当あるようで最後の脅し文句には当方たじろいでしまった。