来年夏、稚内で初めて開催される全国ホタル研究大会に向けて、「稚内のホタルの住む古里を作る会」(阿部勇会長)の会員が、ヘイケボタルの飼育に取り組んでいる。
 今年3月、旭川でホタルを飼育する人から譲り受けた幼虫200匹を阿部会長、東政史事務局長ら数人が手分けし自宅で飼育。水を入れたトレイの中で育て徹底した水の管理とエサには冷凍シジミを与えるなどして幼虫は現在、2㌢ほどまで成長し、このまま順調にいけば水から出てサナギに変化し7月中旬には成虫になるという。
 かつて稚内に生息していたホタルを復活させようと飼育に挑戦して今年で3年目。来年の稚内での大会ではこれまでの活動を報告したいとする東さんは「今年4月に亡くなった前会長の平沼道弘さんの願いでもあった稚内でホタルが飛ぶ姿を見られるよう頑張っていきたい」と話していた。