大黒三町内会(高見勲会長)の高齢者が集う「えがお」の開設を取材し掲載したところ高見会長名で「取材御礼」の手紙を戴いた。当方が恐縮するような内容に逆に御礼申し上げますと共に〝たまり場〟と称する「えがお」でお年寄りが笑顔でもって交流し幸せな一生を送ること願っているところです。
 高齢者の人口に占める割合が25%を超え30%になろうとする中、国や道、市町村は高齢者支援など福祉行政推進に努めているが、国や道というのは制度など大きな括りでの遂行にならざるをえず、結局は市町村が高齢者福祉の役割を担っているのが現状で、更には町内会の役割が欠かせない状況にある。
 葬儀のための町内会と、一時揶揄された町内会もその後、葬儀は民間業者によって営まれるようになり、本来の町内会活動に傾注できるようになっているが、高齢者対策が今、一番の問題として浮上している。
 大黒三町内会のような高齢者が集う場は他の町内会でも勿論設けられており、町内会館で季節節目の行事、カラオケ大会など催され、地域のお年寄りにとって正に憩い交流の場となり健康づくりにも一役買っている。
 しかし、活動の場となる町内会館が老朽化し改装・改築を望む町内会の要望があるものの、活動拠点センターの建築・整備など行政スリム化を企図している稚内市とのミスマッチが生じているのが現状のようだ。
 何か催しがあり土産品を持って自宅まで歩いているお年寄りを見掛ける。歩ける距離にある町内会館は地域の福祉に欠かせない。