年がら年中、休みなく働く職業は?。公務員、会社員は勿論違い漁業にも程々の休みはある。農業の中でも稲作や畑作は幾らか小休止はあるものの、酪農は乳搾りしエサを与え牛舎内を清掃するのに加え夜中に多い出産。一日中休む暇なく忙しい。
 きつい、汚いなど「K」が頭文字の職業の典型といえる酪農業にも時代の波というのかヘルパー制度を使い休みを取れるようになっている。稚内農協のヘルパー利用組合が創設から24年経った昨年度、最多の出役数を記録したという。
 冠婚葬祭や病気・ケガより多いのが農家自らの農休日設定で、適度に休みを取りながら仕事をするという今の社会情勢に応じた働き方は若手の就業者を増やし、ひいては後継者難にも一石を投じることになる。
 この農休時の助っ人になるのが酪農ヘルパーで、昨年度までは専任ヘルパー8人、補助5人の態勢で当たってきたが、今年度は専任1人、補助2人減ってしまったそうで、相当な戦力減になり、引く手あまたのヘルパーの奪い合いという状況になるやも知れず、酪農家にとって再び過酷な勤務状況に先祖返りするやも知れない。
 右肩上がりでヘルパー出役が増えているということは稚内の酪農は将来的にもヘルパーなしには考えられないということでもあり、ヘルパー要員確保は喫緊の課題といえよう。
 酪農家にとって必要不可欠なヘルパー制度を保つにはヘルパーへの休日も課題として生じてくる。
 人手不足はどの業界も深刻化しているということか。