「稚内海峡太鼓保存会」、今年から新たに「ホタルの住む故郷を造る会」の会長など務め稚内発展に尽くしている阿部勇さん(66)は「これまでの活動を通し多くの人たちと繋がり、語り合ってきたことが大きな財産です」と振り返った。
 阿部さんは阿部工務店を経営する傍ら海峡太鼓保存会長として会員を牽引し、平成27年には宗谷管内の和太鼓団体を集めた宗谷地区和太鼓連絡会を設立し初代会長として和太鼓の普及に努めている。
 海峡太鼓保存会は今年45周年を迎え、白夜祭などイベントへの出演が決まっている中「みなと南極まつりでは子供たちをニシン船の上で演奏させたいし、石垣の島祭りに参加し演奏したい」と予てからの夢の実現に向け準備している。
 今年4月、様々な団体を通し交流があったホタルの会の前会長、平沼道弘さんが亡くなり、5月の総会で阿部さんが新会長を担うことになった。来年7月20日~22日の日程で開催される「第51回全国ホタル研究会稚内・豊富大会」に向け準備を進めている阿部さんは「大会の成功に向けてヘイケボタルの飼育をし、稚内近郊でホタルが見られる場所を紹介したい」とも話していた。
 数々の思い出話がある中、20数年前に日本極地研究振興会稚内支部の活動で全国犬ぞり稚内大会を前にして、大沼でキャンプをしていたことがあり「稚内の著名人が集まり、街の発展について語り合ったことは今でも忘れられない。これからも人との繋がりを大切に〝北の大地の街づくり〟をして行きたい」と語った。