稚内商工会議所が応募した「日本最北端わっかない特産品開発プロジェクト」が中小企業庁の補助事業に採択された。白い道など宗谷丘陵フットパス事業(平成22、23年度)、映画「北のカナリアたち」ロケ地による誘客事業(24~26年度)に続く3弾目の認定で、事業費320万円全額が補助される。
 観光産業の更なる活性化に向け、海・山の幸である宗谷黒牛、勇知いも、稚内牛乳、ホタテを素材に新たな特産品を開発し、観光客誘致を図ろうという調査研究事業で、前記4品の流通実態、マーケティング、稚内市内製造産品の調査をし、新商品開発構想を来年2月くらいをメドに策定する。
 稚内観光物産協会、農協・漁協など産業団体などと官公庁によるプロジェクト委員会を立ち上げ、夫々専門的立場から内容や実施方法を協議すると共に道立総合研究機構(商品加工研究センター)ほか料理研究家など専門家も参画し新たな特産品開発に向け調査研究を進めていく。
 今年度の中小企業庁補助事業「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト」には全国で46件、道内は稚内、札幌、富良野、紋別4商工会議所の事業が採択された。
 達専務理事は「稚内として3回目の採択となり地域の産品、産業力向上に貢献していきたい。地産地消も大事なことですが〝他消〟も不可欠であり販路拡大めざし是が非でも事業成功に導きたい」と話していた。